2008

新年、あけましておめでとうございます。

すっかりご挨拶が遅くなりました。
過酷な年越しをして、ようやく年始のご挨拶が出来るゆとりが少しできました。


幼少期の想像で2000年代以降というのは、未知との遭遇や発見が膨大にあって（実際にもありますがもっともっとあるとおもっていました）、そしてみたこともないような都市に住み、革新的なライフスタイルが確立されているものだと思っていましたが、2000年代も8年目を迎えてみると、その子供独特の豊かすぎる発想を超越した都市と生活がある訳ではなかったなあと感じます。
（と同時に、子供の想像力というのは、知恵と経験が無い分果てしないのだなとも思いました。）


現代は新しいものと古いもの（伝統的なものや良質なもの）が混合していて、カオスになりやすい時代なのかもしれません。
人々すべてが同じものを身に纏ったり、所有したりするような時代ではなくなり、個々の存在そのものに焦点が置かれているような気がします。

ライフスタイルが多様化し、情報が蔓延する社会の中で生き残るためには、生き残る術を個々それぞれがそれぞれのやり方で身につけなければいけない、それはきっと以前からそうだったのでしょうけれども、それが如実に現れてきているような気がします。

革新的なものも、伝統的なものもどちらも大切にして今後もものづくりをしていきたいと思っています。

昨年もたくさんの方にお世話になりました。
それも身近であればあるほど、たくさんお世話になりました。
本当にありがとうございます。

年賀状をくださった方々ご挨拶遅れてまして、本当に申し訳ありません。
本年もよろしくお願い申し上げます。