染色初め

先日、移転先のアトリエで初！染色でした。

使い勝手はなかなか良い感じ。

染料作りと糊抜き中

使いやすい収納レイアウトをした甲斐あってさくさく進んでいきました。

すると「これだけ時間かけてそれしか染められないの？！手間がかかる仕事なんだなあ！」というコメントが。

そうなのです。

今度のアトリエは共用になったので、人と会話ができる！

これは今までになかったこと。

今までは誰とも話さず丸一日、とかざらでした。

話は戻り、この日私としてはかなーり順調だったのですが、、、

あ、そういうことじゃない？

そうか。

ずーっと立ちっぱなし、動きっぱなしで延々とキッチンにいると、側からみている人はすごくたくさんのものができるように感じるものなのか！

客観的意見はお勉強になりますね。

色留め加工中

ではここで、知らない方の為にも簡単に染めの工程を説明しましょう。

布の糊抜き、染料作りで1時間。

染めで1時間。

放冷、色留めなどで1時間。

これだけでざっと3時間ですが、

加えてどんな染めにするか(型染め、絞り染め、グラデーション染など)で

プラスαの時間を要します。

これで一色が完成するのです。

ですから多色の場合は×色数分の時間、というわけです。グラデーション染め

また染めた後の工程も、出品するまでに同じくらいの時間が、いや場合によっては(そこからパターン、裁断、縫製が始まるので)それ以上の時間が必要になります。

それでも作品としてひとつ仕上げると、「次はもっとこうしたい！」というアイディアが出てくるので、近々また次のものを染める予定です。

それにはまた布の仕入れから。

この時期どれくらい仕入れできるものなのでしょう？

染色の道はつづく。。。