彫金Ring 「目玉焼き」カーネリアン Fried egg-Carnelian

彫金三作目。じゃなかった、四作目です。

目玉焼きリングが出来上がりました！

カーネリアンを観察していると

とっても美味しそうなので目玉焼きにしました。

良い質の石って、食べたくなるんですよね。

赤ちゃんなら間違いなく口に運んでいます！（ほんとに子どもはよく食べちゃうのです！）

自分でつけながら眺めて楽しめるように、

今回はリングにしました。

制作過程でリングの輪っかに亀裂が！
ということで、ここからリフォームの練習が始まりました。
亀裂部分をカットして、継ぐためのパーツを準備します。
0,1ミリでも隙間があるとくっつかないので、
合わせる二つの断面を、ぴったり合わさるように作るのが
初心者の私にはとても難しかったです。

何度も何度も失敗したのちに、

綺麗に仕上がりました！

お〜たどり着けてよかった！

石留め前の状態です。

目玉焼き表面はダイヤモンドで傷をつけ

つや消し加工をしています。

出来上がるまでいったい何ヶ月かけたのかな？

毎回期待して「次回は完成だね！」と

おっしゃって下さる師匠には

本当に申し訳ないくらい失敗し、

ついに年までまたぎました！

途中、あまりのできなさ加減に、

私の性格が曲がっているからまっすぐに彫れないんじゃないか？

とさえ思うようになりました。

一面をつくるのは難しく、一面を作っているはずなのに

光にあてると微妙に多面があるように出来上がってしまいます。

それだと隙間があって金属同士がくっつかないので、

接合部分はどんなに掘り進めても

最後まで綺麗な一面のままにする、

ということが私にはかなりの試練でした！

出来上がるとこの上ない喜びです！

とても気に入って使っています。

このシリーズはまた作りたいと思います。