イタリアボタン アンゴラビーバー 重ね襟キモノスリーブロングコート エクリュ (1916)

一つだけボタンを開けて着こなす。

ウェストを少し絞ったすとんとしたシルエットです。

一番上まで閉めた着こなし。


スナップボタンまで全部閉めると襟が重なり、また違った雰囲気に。

重ね襟のアップです。

寄ると、ふわふわの質の良さが伝わってきます。

アンゴラが65％も入っている軽くて暖かい素材なのです！

「こんなに軽くて暖かいコートは着た事ない。」とおっしゃって下さいました。

ボタンはイタリアのボタンです。

生地も、ボタンもとても気に入って購入したものです。

展示会ではボタンも可愛い！と好評でした。

手を広げるとキモノスリーブの綺麗なシルエットが見えます。

セットインスリーブにはない、肩のしめつけがない素敵な着心地。

肩線と脇線を少し後ろに回して、身体の動きを止めないようにしています。

そのお陰で、前から見ると縫い目が見えず、すっきりしていて、エレガントなシルエットです。

脇にはポケットが左右についています。

ポケットは内側にもあるので、合計４つのポケットがあります。

生地をたっぷりと贅沢に使っている為、生地幅の狭いものでは、作る事が出来ません。

そのため、このコートは厳選された素材でしか制作できないのです。

縫い目を沢山入れない事で、贅沢な空気をはらむ着心地が実現します。


しっとり着る。
巻パンツ

エレガントに着る。
シャツ、スカート

軽やかに着る。
アルパカのシャツ、カシミヤシルクのパンツ

バックスタイル。

もちろん後ろ中心で縫い合わせることなく、生地を贅沢に一枚で仕立てています。

量産ではなかなか出来ない生地の贅沢な使い方です。




一点もので、パターンにもデザインにもこだわりがたくさんあって、なおかつ素材もよく、、、
私はそういうコートが大好きです。

となると、それなりのお値段にはなるので、コートは作っても、販売は控えておりましたが、今季からスタートする事にしました。

展示会では、皆様からの反応が良くて、嬉しかったです！

本当にありがとうございます。

今後少しずつ、コートもバリエーションを増やしていく予定です。

立体裁断の着心地は適度なゆとりがあって、身体が楽です。

サイズは１３号までと表記していますが、実際は１９号の方もご試着下さいました。

サイズオーバーでも着られるのは、立体裁断によるパターンだからです。

平面作図だと、サイズオーバーしてしまうと、このシルエットを保つ事は難しいでしょう。

これは大量生産品にない部分なので、ご試着で着心地に驚いてくれるのだと思います。

刺し子素材のコートよりも少し丈は長めです。

そして、同じキモノスリーブなのですが、シルエットも異なります。

それぞれのコートの違いをお楽しみ頂けたらと思います。


No.1916
Title： 重ね襟キモノスリーブロングコート
Material：表：アンゴラ65%毛35%／裏：キュプラ100%
Color：エクリュ
Size：9～13（着丈101cm）

＊コーディネートしているものは、紹介終わりますとリンクが反映されます。